このページでは、私たちカギの救助隊福岡が、ホームページへの工事費込みの総額表示にこだわっている理由について少しお伝えいたします。
例えば、鍵交換4980円から
と表記したほうが、お客様からお電話がかかってくる率が増えます。
にもかかわらず、総額表示をしている理由をお伝えいたします。
(このページは、下請けをやめた理由のページから、料金の総額表示にこだわる理由を抜粋して載せております)
実は私は、カギの救助隊福岡を創業する前、フリーランスの鍵業者として、いくつかの鍵の業者から、下請けや孫請け業者として、仕事を請け負っていました。
今から13年ほど前のことです。
先に、下請業者や孫請け業者の説明をさせて頂くと、お客様が下請業者や孫請け業者を使っている会社に仕事を依頼した場合の流れは以下の通りとなります。
こう言った下請けや孫請けとして、仕事を請け負っていた頃、料金の総額表示の必要性を感じた出来事がありました。
それは、元請けの会社からの依頼でバイクの鍵作成に行った時の事でした。
その元請けの会社は、集客専門の会社でしたので、工事の依頼が入ると、自社では動かず、近くの提携業者に仕事を振ります。
そして、その元請けの会社の電話オペレーターはお客様に、
「料金は○○円からです。」
と、その作業の最低料金を提示します。
この時はバイクの鍵作成でしたので、オペレーターはお客様に、
「鍵作成の金額は8000円からです。」
と案内していたようです。
私が元請けの会社から紹介を受けて現地に行くと、気の弱そうな若い女性の方がおられました。
そのバイクは当時最新のバイクで、鍵作成の難易度が高いバイクでした。
料金表を調べると、18000円となっていましたので私は、お客様に料金表をお見せして、
「このバイクは最新型のバイクですので、鍵作成の料金はこの表のこれに当たりますので、18000円です。」
とお伝えしたところ、とても悲しそうな顔をされました。
その顔を見てすぐにわかりました。
電話の際にオペレーターから8000円からと聞かされていたが、実際は18000円だった。
高額な金額だが、気が弱いので断ること出来ず、どうしたらよいんだろうと、悲しくなったのではないかと。
ただし、集客をしている元請けのオペレーターが、料金について、○○円からと言う案内の仕方をせざるを得ない事情もあります。
このあたりの詳しいことは、下請け業をやめた理由のページに載せておりますので、ご興味がございましたらご覧ください。
少し話が横道にそれましたが、この出来事がきっかけで、私は下請負をやめ、カギの救助隊福岡を創業しました。
そしてこれが、創業以来、私が料金の総額表示にこだわっている理由です。
鍵交換の料金を、以下のページに載せておりますので、鍵交換がご希望のお客様はご覧ください。
なお、ページ内記載の金額は、出張料・工事費込みの総額表示となっております。