そこで私は、サニー若久店に売ってあった、子猫用のフレーク状の餌を買って来ました。
でも、買い物に行ってる間に、どこかに逃げたのではないだろうか・・・
と、心配をしたのですが、帰ってみると車の下にまだうずくまっていました。
皿に餌を入れ、車の下に入れると、ムシャムシャとすごい勢いで食べました。
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翌日九州に上陸するであろう台風のおかげで、風はどんどんと強くなってきました。
そこで、その日は店の中にその猫を入れ保護しました。
しかし、店に入れると、店のどこかに隠れて、出てこなくなりました。
仕方なく、水と餌だけを皿に入れて置いて、閉店しました。
あさ、店を開けると、水と餌は減っているのですが、相変わらず姿は見えません。
福岡南本店は、小さなお店ですのですぐに見つけられそうなものですが・・・
そんな事が四日ほど続いたある朝、その猫が出てきておりました。
何も言わず、じっとこっちを見てました。
しかし、目を離しているうちに、またどこかへと隠れてしまい、出てきませんでした。
その翌日も朝、店に出てきて、こっちをじっと見てました。
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それにしても、ブサイクな猫を保護してしまったものだなー
と思っておりました。
翌日、今度は猫の方からこっちに近づいて来ました。
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私はこの猫に名前をつけようと思い、メスだったので花子と言う名前にしました。
そのまた翌日、今度は私の膝の上に乗ってきました。
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福岡南本店の近所のお客様が、拾ってきた子猫は、病気で死んでしまう事もあるので、予防接種に連れて行った方が良いですよと教えてくれました。
そこで私は、隣町にある若久動物病院(福岡県福岡市南区若久5丁目22)に花子を連れて行きました。
すると、皮膚に虫がわいてるので、治療をしないと死んでしまうと聞かされました。
死んでしまうと聞かされたら、治療を受けずに帰るわけにも行かず、人助けならぬ猫助けのつもりで、治療に通いました。
花子との思い出3に続く。