このページでは、小さなお子様や、ペットの入室防止に、ドアに両面サムターン錠を取り付ける工事を紹介します。
サムターンとは、鍵を開閉するつまみの事。
通常は、外側が鍵穴で、室内側がサムターンなのですが、ここで紹介する両面サムターン錠は、文字通り室内側も室外側も両方サムターンと言うタイプです。
両面サムターン錠は、一般的なものではないので、用途は限られます。
以前この両面サムターン錠を取り付けたのは、ペットの居るお宅でした。
猫がレバーハンドルを操作して勝手に部屋に入ってくるため、入らないようにしたいとの事で、両面サムターン錠を取り付けしました。
そして今回のご依頼は、保育施設様からで、小さな子供たちを預かっているので、目を離したすきにほかの部屋に入らないようにと言う、事故防止のための取り付けでした。
それではここから、両面サムターン錠の施工例の紹介をいたします。
今回はこちらのドアに両面サムターン錠を取り付けます。
先に申しますと、今回は施工中の写真がありません。
保育施設で、親御さんのお迎えを待っている、まだ小さな子供が残っておられたからです。
この場所に、職員の方以外は近づけないようにはなっていますが、万が一があってはいけないため、近づいてくる子供はいないかに注意しつつ、速やかに工事を完成させる必要があったため、写真を撮りながら作業をする余裕がありませんでした。
そのため、次の写真が施工後の写真です。
今回はこの両面サムターン錠を、かなり上の方に取り付けました。
理由は、もし子供が何か施設内にある踏み台になりそうなものを持ってきたとしても、手の届かない所に取り付けたいと言う、お客様からのご要望のためです。
このように、今回は小さなお子様の事故防止のため、入室させないようにすると言う目的だったため、両面サムターン錠を上の方に付けました。
しかし、それ以外の用途(ペットが勝手に入室しないようになど)の場合は、レバーハンドルの付近に取り付けるのが使いやすいかと思います。
その時に使い勝手重視の場合はレバーハンドルの上側に、鍵穴が目立たないようにと、全体の見た目を重視される場合は、レバーハンドルの下に取り付けるのが良いかと思います。
両面サムターン錠での写真がありませんでしたので、参考に、外側に鍵穴がある、通常の錠前の写真を載せます。
通常はこのくらいの位置の方が、使いやすいかと思います。
(上の二枚の写真は、両面サムターン錠はなく、外側が鍵のタイプですが、両面サムターンではなく、このタイプでの施工がご希望の方は、寝室などに鍵を付けるのページをご覧ください。)
それでは、この辺りで両面サムターン錠の取り付けの施工例のページを終えたいと思います。
取り付け費用は、扉の材質や求める強度などで変わってきますが、こちらのページで紹介した、木製の室内ドアの場合、材料工事費込みで22000円(税込24200円)でした。
お問い合わせ時に、LINEにて写真を送って頂けると割引もございますので、よろしければご利用ください。
それでは今回はここまでで。
ご覧いただきありがとうございました。