プライベートな事で恐縮なのですが・・・
先日実家に帰省した時、リビングのドアが、風でバタンと閉まったり、また逆に開いたりすると言われたので、ドアクローザーを取り付けしました。
これが、その問題のドアです。
一戸建てやマンションで、間仕切りとして一般的に使われているドアです。
皆様の身近な人のお宅にも、きっとあると思います。
このドアですが、一見すると、木でしっかりと作られているように見えるかもしれませんが、中は空洞です。
ドアの、上下に一本ずつ、左右に一本ずつ芯がありますが、それ以外は板厚もそこまで厚くなく、ドアクローザーを取り付けするには、強度に不安があります。
なぜなら、ドアクローザー自体の重さもありますが、特にドアを開ける時、戸の重さと、油圧の力が掛かるので、ドアクローザーの取り付け箇所には、ある程度の負担が掛かるからです。
と、言う事で、今回はドアの上の部分に木で補強を入れました。
とは言え、ドアクローザーも小さめの物を選定しましたし、取り付け穴を開ける位置に、ちょうど芯の柱が通っていたので、補強を入れなくても大丈夫だろうなとは思いました。
また、自分の実家だし、本格的に工事する必要もないかなーとも思いましたが、せっかくやるなら、大事をとって補強をいれて、しっかりと取り付けをしようと思い直し、補強を入れたのです。
そして、ドアクローザーの取り付け後の写真がこちらです。
私の実家は関西です。
ここが福岡であれば、インパクトドライバなどの電動工具を始め、様々な道具があるのですが、実家にはそう言った物が何もなく、人力で頑張って取り付けしました。
取り付けが完了した頃、手に豆が出来ていました・・・
道具って本当に大事ですね(笑)
そんなこんなで頑張って取り付けたドアクローザーですが、今はまだ夏の暑さが残っている時期ですので、あまり恩恵を感じられないかもしれませんが、冬寒くなった頃には、ドアがきちんと閉まるドアクローザーの恩恵を感じることが出来るのではないかなと思いました。
ドアクローザーの選定について
一口にドアクローザーと言っても、用途によって、求められるドアクローザーの性能が違います。
使用する箇所のドアの重さや大きさ、風の影響を受けるか否かなどによって変わります。
当然、対応するドアの重量が大きくなればなるほど、金額は上がります。
また、取り付け方法も、ドアの枠やドアの形によって、標準的・パラレル型取り付け・段付きブラケットを使用した取り付けなど、色々とあります。
いたずらに必要とされる性能よりも大きなものを選んでしまうと、ドアを開けるときに力が必要となってしまったり、ドア自体に掛かる負担が大きくなってしまったりします。
反対に、必要な性能よりも小さな物を選んでしまった場合(極端に言えば、重量の重い扉に、軽量ドア用のドアクローザーを付けてしまったなど)、ドアクローザー自体の寿命がかなり短くなってしまう事も考えられます。
ですので、最適な重量をよく見極めて、選定することが必要です。
さて、長々と書いてしまいましたが、今回使用したドアクローザーはリョービのドアマンというものです。
意外にも、ドアストップ機能をドアクローザー本体内に有していて、便利です。
(※通常はアームの部分にストッパーの金具が付いている。
※アーム部分に金具が付いているものの場合、
ドアストップ機能が掛かる時、
また解除される時にガチャンと言う音がしてしまいます。
※ドアが軽量だからこそ本体内に機能を有することが出来ますが、玄関用などの場合は、扉の重量があるので、ドアストップ機能が必要な場合、アーム部分にストッパー金具が付いている物を選びましょう。)
今回は、自分の実家のリビングのドアに取り付けただけなので、作業も一般のお客様の家に取り付けるのに比べると、全然こだわっていません。
なので、工事費込の金額をここで出すことが出来ません(笑)
カギの救助隊福岡の出張エリア内で、上記のような作業をご希望のお客様がもしいらっしゃいましたら・・・
その時はお気軽にお問い合わせ下さい。
実際に現場を見て、ドアの重さや形状などを判断して、お見積りをお出しいたします。