いよいよ2018年が始まりました。
皆さまあけましておめでとうございます。
お正月はいかがおすごしでしたでしょうか?
カギの救助隊福岡は、例年大みそかまで営業をし、新年の7日からの営業しているのですが、昨年は12月30日.31日が土日であったため、30日より正月休みとし、新年は5日からの営業となりました。
わたしは、その正月休みを利用し、大みそかから関西へ帰省しておりました。
実家では年越しそばをいただいたり、おせち料理をいただいたり・・・
のんびりと過ごす事が出来ました。
年末は錠前の取付ラッシュ
さて、年末最後の営業は、鍵穴を追加したいというお客様が多く、連日錠前の新規取付ラッシュでした。
錠前の新規取り付けは、好きな仕事の一つですので、本当にありがたかったです。
すこし、作業の一例を載せてみます。
ビルの鉄の扉に鍵穴追加
まず初めにご紹介するのは、ビルの鉄扉に、錠前を追加する工事です。
なんでも、同じビルの何室かに、泥棒が入ったと言う事で、泥棒対策をしたいとの事でした。
実はこちらのお客様、以前にも別のお部屋の工事をさせて頂いた、リピーターのお客様なのですが、この日に新たに同じビル内のテナントをもう一室借りたので、その新しく借りた部屋の鍵の工事をして欲しいと言う内容でした。
工事個所としては、現在ドアノブ式の鍵が使われているが、この鍵は前の住人が持っているため、新しいものに取り替えて、さらに、同ビルの他の部屋で、バールを使う手口の泥棒が入っているため、バール破壊対策の錠前を追加するというものです。
ただし、このお部屋は二年ほどしか使わないので、二年後の物件返却の際に、追加で付けた錠前をとりつけたまま退去する事になるので、追加で取り付る方の錠前は、あまり高額なものでない方が良いとの事でした。
そこで、本来なら新規取付をする箇所は、バール破壊にもかなり強く、鍵穴も最高レベルのカバスターネオの面付け本締錠を使いたいところですが、今回はご相談のうえ、新規取付をする箇所は美和ロック製のものを、そしてドアノブをカバスターネオ6600Hに取り替える事になりました。
詳しく載せるとそれだけで何ページもつかってしまうのでここらへんで・・・
このように、バール破壊対策の錠前を追加し、ピッキング及び不正な合鍵対策のカバスターネオのドアノブを付けて完了しました。
引き違い戸に鍵追加
その他にも、引戸(引違戸)に鍵穴を追加する工事も行いました。
こちらの依頼は、現在外側に鍵穴が無く、大変不便なので、鍵穴を付けたいと言うものでした。
この引違戸への鍵穴追加は、自分のもっとも得意とする作業です。
本当に楽しいです。
さて、今回取り付けたのは美和ロックPS。
使い勝手も良く、防犯性能に優れている。
これまでは、外側から鍵が掛けれず、出かけるときに大変不便を感じていたとのことでしたが、これで解消されたとお喜び頂き、職人としては一番うれしい瞬間でした。
翌日、違うお家の方から、同じ内容のご予約を頂き、施工しましたので写真を載せます。
引違戸に鍵追加その2
バール破壊対策の鍵追加工事
さて、同じビル内の他の部屋に泥棒が入ったので、対策をしたい。と言うご依頼を頂いた3日後、全く別の場所で、博多区内の飲食店街で飲食店を経営するお客様から
「同じビルのテナント数軒で、連続して泥棒が入ったため、対策をしたい」と言うご依頼が入りました。
年末になると、泥棒が増えますね・・・
こちらのお店、すでに鍵穴が二つ付いていて、現時点である程度の防犯対策がされていました。
しかし、お客様は、木の扉だし現状だと不安だと言う事で、もう一つ錠前を追加したいとおっしゃられました。
現在付いている錠前の二つともが、バール破壊には弱い、彫り込み錠(ケースロックとも呼ばれる)タイプの本締錠であったため、新たに追加するものは、バール破壊に強い面付本締錠にしました。
2017年最後の工事と、2018年のこと
さて、このほかにも2017年最後の一週間は、たくさんのご依頼を頂き、施工してきました。
鍵穴追加の工事は本当に大好きな仕事ですので、2017年の仕事を喜びの気持ちで締めくくる事が出来ました。
実は2018年も始まって早々に、引違戸への鍵穴の新規追加工事のご依頼を頂いておりますので、楽しみです。
長くなりましたが、2018年も、さらにお客様のお役にたてるよう、技術に磨きをかけ、精進していきますので、新年もカギの救助隊福岡を、なにとぞよろしくお願いいたします。